ビジョンと体制
「技術の日機装」であり続けるために、
社会に貢献する独創的な技術を開発し続けます。
「交流」「育成」「発信」のスパイラルアップで、新たなイノベーション創出を目指す
これまで日機装グループは社会のニーズに応え、世の中にない技術の開発に早期から取り組むことで、独自のノウハウや技術を培い、強固な技術基盤を築いてきました。目まぐるしく変化するこの時代に、さまざまな領域のプロフェッショナルであるお客様からの高い要求に応えるため、要素技術を蓄積し技術基盤のさらなる強化に取り組むことが我々ものづくり企業の使命です。
2023年1月には東村山市に、インダストリアル事業・航空宇宙事業・メディカル事業の研究開発機能を集約し、横断的に統括する日機装技術研究所を設立しました。「交流」「育成」「発信」のスパイラルアップを研究所のコンセプトに掲げ、各事業の強みを共有し、シナジー創出を図っています。さらに、宮崎大学や大阪工業大学など外部機関との共同研究にも積極的に取り組むとともに、論文執筆や学会発表を推奨しています。
事業本部間でのシナジー創出や外部機関との共創により、技術者一人ひとりが既存の技術や目先の開発にとらわれることなく、新たな課題に対して果敢に挑める環境づくりを行ない、イノベーション創出を目指します。
日機装技術研究所の新研究棟を建設
2027年5月には日機装技術研究所内に新たな研究棟の竣工を予定しています。この新たな研究棟では、高度な実験設備や試作環境を整え、アイデアをスムーズに形にできる環境を構築するとともに、先に稼働中のメディカル技術センターと連結させ事業本部間の連携を促進します。さらに、外部研究機関との共創の場を設け、新たなビジネスモデルの創造に取り組みます。
取締役執行役員
日機装技術研究所長
木下 良彦
