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代表取締役社長近影

中長期的な課題への取り組みを着実に続けてまいります。

代表取締役社長 甲斐俊彦

平成29年3月

 株主の皆様には、平素より格別のご支援を賜り、厚く御礼申しあげます。
ここに日機装の当期(2016年12月期)の事業概況をご報告いたします。

当期の業績について

 当期(2016年12月期)の業績は、航空機部品の出荷高が大きく伸長したほか、ポンプ・システムの国内事業や、血液透析装置の国内・海外販売に勢いを取り戻しつつありますが、原油価格低迷の影響を受けたLEWA社や、市場競争が激化しているCRRT(急性血液浄化療法)事業など海外事業が不調となりました。また、航空宇宙事業が円高により利益率が低下したほか、全事業にわたる製品の品質不適合対策や納期遅延の補償等の費用計上が利益の下押し要因となっています。
 メーカーとして「技術の日機装」を掲げている当社にとって、今回発生した品質問題は一過性の事象として捉えるのではなく、経営の本質に関わることとして重く受け止めています。会社を挙げて、根本的な問題の解決に取り組んでまいります。

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中長期的な課題への取り組みについて

 5ヵ年の中期経営計画「日機装2020」の初年度にあたる当期は、「事業成長に向けた足場固めの年」と位置付け、対処すべき課題を明確化し、紫外線LEDの事業化や宮崎工場の設立決定など、経営の将来像を具体化するための諸施策を実行してまいりました。足元の業績回復を急ぐとともに、事業基盤の強化と収益力の向上を目指してまいります。
 日機装は創業以来、「新たな技術に挑戦し続け、社会に貢献する」という使命のもと、お客様の課題と真摯に向き合い、問題解決に必要なあらゆる技術を提供することで、お客様から選ばれ続ける企業となることを目指してきました。当社はその歴史の中で、「日本にはなかった技術」「日本にはなかった製品」で新しい市場をつくり上げてきました。これが、特殊精密ポンプや血液透析装置、CFRP製航空機器部品などの製品群であり、日機装の主力事業を形づくっているのです。当社はこれからもそのような企業として成長していくために、中長期的な課題への取り組みを着実に続けてまいりたいと思います。
 株主の皆様におかれましては、より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

株主還元について

 当社は、財務健全性、資本効率および株主還元の最適なバランスを追求しつつ、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を実現していくことを基本的な資本政策としています。
 継続的かつ安定的な利益還元は当社の資本政策の重要な柱であるとの基本的認識のもと、業績、経営環境などを総合的に勘案した利益還元を行なっていくとともに、新規事業の育成、生産体制の強化に向け、内部留保を適正に再投資に振り向けます。

 この方針に基づき、当期は前期と同じく、中間配当として1株につき8円を、期末配当として1株につき8円、年間配当総額は1株につき16円とさせて頂きました。また、自己株式の取得を2回実施し、合計600万株の取得並びに600万株の償却を実施しました。


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